針脱毛の歴史は長く、1875年へさかのぼります。
また、永久的な脱毛では確かな実績があります。昨今ではレーザー脱毛が普及していますが、針脱毛はこうした歴史の古さと実績で
根強い人気があります。
針脱毛は、肌の日焼け具合や、元々の色に関係なく施術を受けることができます。
また、毛を1本1本処理するため、確実性が高いのです。
しかし、施術は毛を伸ばした状態で行うことから、施術の前に自己処理はできません。
そして1本づつの処理になるため、脱毛が終わるまでの時間が長く、併せて費用も高額になります。
また、顔などの細かい毛の部位は難しいでしょう。加えて、毛穴の一つ一つに針を差して電気を通す方法であるため、痛みが
強く、周りの皮膚の火傷や出血、病気に感染する恐れもあるのです。
80年代に入ると「絶縁針」というコーティングされた針が開発され、皮膚の表面が傷つきにくくなりました。
しかし、痛みはなくなりませんでした。
これに対してレーザー脱毛は、歴史が浅く1996年からスタートしました。
広い範囲を短時間で施術できる上に費用も安く、痛みも少なくて出血などの恐れもありません。
このレーザーが、黒もしくは茶色に吸収される波長のレーザーを皮膚にあてることで毛の組織を破壊して脱毛します。
しかし、レーザーによって火傷をしてしまう可能性があるため、日焼けの後や色素沈着している箇所には
制限をされることがあります。
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